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診療内容:内科編



▼肺がん

症状 進行すれば咳嗽、血痰、胸痛などが見られますが、早期では無症状が多く中年以降の方は定期的な胸部レントゲン検査をお勧めします。
※特に喫煙者の方は注意が必要です

▼乳がん

症状 近年、乳がんの発生率が欧米のものに近づきつつあり、増加傾向です。腫瘍が大きくなれば痛みなどがありますが、小さいうちはほとんど自覚症状がありませんので、特に30歳以上の方は自己検診、定期検診を受けられる事をお勧めします。乳がんは早期に発見、治療すれば、治癒率の高い疾患です


近年は縮小手術(乳房温存術)が主流になっています

乳がんは、食生活の欧米化などにより著しく増えています。平成10年には、わが国で、およそ3万人の女性が乳がんにかかると予想されます。一方、死亡者数も年々増加し、昭和30年は、約1500人だったのが平成9年度には、8000人以上の女性の方々が乳がんが原因で亡くなっています。将来さらに乳がんが増加することが予想されています。
乳がんは、発見されたときの病期(進行度)により、その治療成績が左右されます。早期乳がんでは、100%に近い生存率が期待できますが、進行癌で発見されると、生存率はおよそ、50%となります。また、早期に発見された場合は、乳房を残す乳房温存療法が可能です。すなわち、乳がんは早期に発見することが大切です!
日本での乳がん検診は医師が見て触って診断する「視触診」という方法で実施されてきましたが、最近、厚生労働省(旧厚生省)研究班が行った「癌検診の有効性評価」では「視触診による乳がん検診は無症状の場合は死亡リスク低減効果が認められるが、有効性を示す根拠は必ずしも十分ではない」ことから乳房エックス線撮影(マンモグラフィ)の導入に関して、早急な対応が求められる、との結論が示されています。
また、厚生労働省癌研究助成金による「マンモグラフィ導入による乳がん検診の精度管理の確立に関する研究」では、マンモグラフィ実施のガイドラインとして、50歳以上の女性については、2年に1回の視触診とマンモグラフィの併用法による検診を行うことを提言しています


乳がん検診
当院ではマンモグラフィ、超音波検査などを積極的に行い、早期発見・治療に結びついています。

検査は短時間で終了する検査です。予約も必要ありません。

    << 自分で出来る乳がん自己検診はこちらをご覧下さい

乳房撮影(マンモグラフィ)についって
Q1
A1
乳房撮影(マンモグラフィ)ってなに?
乳房のエックス線撮影のことで、マンモグラフィと呼ばれています。乳房は柔らかい組織でできているため専用のレントゲン装置を使って撮影します。現在は乳がんの精密検査の一つとして用いられるものですが、検診にも用いることが出来ます
Q2
A2
マンモグラフィ検診は有効なのですか?
マンモグラフィ検診はアメリカ・ヨーロッパでは、最も一般的で乳がんによる死亡を減少させる効果が得られています。日本ではまだ多くは実施されていないため、死亡率を下げる効果は立証されていませんが、マンモグラフィを使った場合、多くの乳がんが早期に発見されていますので、乳がん死亡を減らせると予想されます。
検診で異常がなくても、次の検診までの間に乳がんが見つかることがあります。これを「中期乳がん」といいます。今までの視触診による検診では「中期乳がん」は約30%ですが、マンモグラフィを使うと10%以下になります
Q3
A3
放射線被爆による危険はないのでしょうか?
エックス線検査ですので放射線被爆がありますが、乳房だけの部分的なもので、骨髄などへの影響はなく、白血病などの発生はありません。1回の撮影で乳房が受ける放射線の量(吸収する量)は、東京からニューヨークへ飛行機で行くときに浴びる自然放射線(宇宙線)のほぼ半分です。したがってマンモグラフィ撮影に伴う危険はほとんどないか、あっても極めて小さいと考えられています。
また、マンモグラフィ検診で得られる、利益(乳がんからの救命)があります。乳がんを発見して命を救う利益と被爆による危険(死亡リスク)とを比較しますと、50歳の女性が2年に1回検診を受けた場合、検診による利益が、被爆によるリスクよりも約100倍大きいことがわかっています。こわがらずに正しい検査を受けましょう
Q4
A4
マンモグラフィ撮影ではなぜ、乳房への圧迫が必要なのですか?
マンモグラフィ撮影では乳房をはさんで写真をとります。乳房は人により厚みも大きさも違いますので、良い写真を撮るためには、乳房をなるべく均等に圧迫して撮ることがとても必要となります。少しの間頑張って下さい
Q5
A5
精密検査が必要といわれたのですが心配ないでしょうか?
乳がん検診で異常がみつかり、精密検査が必要となる人は約5%(100人のうち5人)です。さらに、精密検査を受けた方の2%(100人のうち2人)、つまり、全体では1000人に1人の方が乳がんと診断されますが,残りの方はがんではありません。
がん検診で異常が見つかっても、その大多数の方は乳がんではありませんのであまり心配しないでください。たとえ、乳がんが見つかったとしても、マンモグラフィを使った場合には早期がんである可能性が高くなります
Q6
A6
精密検査にはどうのようなものがありますか?
検診で異常が見つかった場合、精密検査としてマンモグラフィの追加撮影、超音波検査(エコー)乳頭分泌の細胞診などがあります。さらに、悪性が疑われる場合には、細い注射針にて細胞を採取する吸引細胞診または、試験的切除が行われます
Q7
A7
乳がん検診と月経との関係について
乳腺は女性ホルモンの影響を受けています。排卵から月経が始まる頃まで、卵巣から分泌されるホルモンによって影響を受け、乳房がしばしば硬くなったり痛みを感じたりします。閉経前の方が検診を受けるとき、または、自己検診を行うタイミングは月経開始後1週間くらいがベストといわれています
Q8
A8
いつもと違う症状がありますが,検診日まで、待ってよいでしょうか?
しこりや乳頭分泌など、いつもと違う症状のある方は、検診を待たずにできるだけ早く受診してください。乳がん検診は、原則として、症状のない方に対して行われます
Q9
A9
検診の費用と効果はどうなりますか?
今までの視触診による検診に、マンモグラフィが追加されますので、その分費用が高くなります。ただし、2年に1回の検診となりますので、1年あたりの費用はこれまでとほぼ、同じになります。一方、マンモグラフィを使うことにより、より多くの命が救われますので、1人の命を救うのにかかる費用(費用効果比)は、50%以上改善されます

▼リハビリテーション・物理療法
腰痛、肩こり、膝痛などに対して理学療法士や整体師などによる治療、リハビリを行います。
脳梗塞後遺症などに対するリハビリなども行っています。




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