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【電子カルテの選び方】
電子カルテを開発しているメーカーは多数存在しており、これらのメーカーの中から、自院にとって最適の電子カルテを選ぶのは困難であると思います。
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【電子カルテの選び方】
電子カルテを開発しているメーカーは多数存在しており、これらのメーカーの中から、自院にとって最適の電子カルテを選ぶのは困難であると思います。
電子カルテ選びの5つのポイント |
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選び方には上記の①操作性②機能③サポート④実績⑤価格の5つのポイントがあげられます。 資金に余裕がなければ「価格重視」に、パソコンが苦手な方は「サポート重視」、ブランド志向が強い方は「実績重視」で、眼科や小児科と言った特殊機能が必要であれば「機能重視」が必要になってきます。 その中でも多くのドクターが真っ先に上げる選定ポイントは「操作性」です。 |
・操作性 |
操作性は、電子カルテの使いやすさと同じく、画面レイアウト・画面展開・ボタン配置などが影響してきます。「画面レイアウト」は、できるだけ2号紙に近い、シンプルなものが好まれる傾向があります。「画面展開」は少なければ少ないほどよく、常に過去と本日のカルテが閲覧できる方が良いです。「ボタン配置」はできるだけ1カ所に、わかりやすい配置が好まれます。 ・また、キーボード入力を重視とするドクターと、手書き入力を重視するドクターに2分されるようになってきております。 |
![]() ※引用元:診療所の電子カルテ バイヤーズガイド2009[操作性] |
・機能 |
機能の使いやすさとは、クリック数や画面展開に大きく影響されてきます。言い換えれば、機能があっても使いにくかったらよくなく、直感的でなければいずれは使用しない機能となってしまう。さらに、機能と動きが一致することはとても重要です。 ・また、他のシステムとの連携する機能も重要視されております。特に今後は「地域連携」と「在宅医療」の機能の要望が増える傾向があり、前者では紹介状のやりとりが記録や、セキュリティが保護された環境の下で。リアルタイムに送付できたりする機能。後者は患者の自宅や老人ホームなどで電子カルテの入力を行いたいというニーズに対応する機能があります。 |
![]() ※引用元:診療所の電子カルテ バイヤーズガイド2009[機能] |
・サポート |
サポートは主に、電話やメールなどの対応になる1次サポートと、リモートメンテナンスや駆けつけサポートなどの2次サポートに分けられます。サポートの良し悪しを決定する要素は、システムトラブル時の迅速な対応と丁寧な応対にあります。また、何もない時のサポート(定期的な様子伺いを行うような)も重要です。電子カルテはサポート商品だと言われるほど、サポートは電子カルテの日々の運用において重要なことになります。 |
![]() ※引用元:診療所の電子カルテ バイヤーズガイド2009[サポート] |
・実績 |
導入実績も、電子カルテ選定の重要な決定要素です。実績が多いものが必ずしも良いとは限りませんが、導入実績と対応力は比例する事を考えると、選定のうえで重要視したいポイントの一つです。一方で実績が多くなればなるほど、個別のドクターの要望は通りにくく、多数決的に開発の優先順位が決まることは避けられません。そのため、いくら要望をあげても改善されない理由がそこにあります。 |
![]() ※引用元:診療所の電子カルテ バイヤーズガイド2009[実績] |
・価格 |
価格で検討する場合、ハードやソフトなどの「イニシャルコスト」と、保守・サポートなどの「ランニングコスト」の両面を考慮する必要があります。また、価格は情報収集が命と言っても過言ではありません。買いたいメーカーが決まったら、後は価格交渉に入るが、友人や知人などのネットワークを使い、いくらくらいが相場なのかを把握する必要もアリアます。 |
![]() ※引用元:診療所の電子カルテ バイヤーズガイド2009[価格] |