献立の改善はほんの少しの工夫から
(指示エネルギー1600kcalの場合の参考例)
[従来の食事] [改善後] [改善点]
! 副食にロースハム
野菜サラダ追加
[朝食] 食パン1枚+コーヒー
200kcal
食パン1枚/ロースハム
湯で野菜のサラダ/
コーヒー→350kcal
! 副食のとれる定食に変更
野菜の代わりに野菜ジュース
[昼食] ざるそば→300kcal 焼魚定食(ご飯1/4残す)
食後に野菜ジュース
600kcal
昼食と夕食の間に間食を取り(菓子類不可)夕食の大食いを防止
間食を取った分夕食を軽く野菜を追加
[夕食] ご飯2杯/豚汁/
ロースかつ/厚揚げの煮物
マカロニサラダ/漬物/
梨半分→1300kcal
[間食]牛乳1本/バナン1本/
おにぎり1個→350kcal

[夕食]ご飯半分/豚モモ生姜焼き/ねぎの味噌汁/コールスローサラダ→350kcal

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外食の際の注意点

多い分は食べ残す勇気を…例えばざるそばなどは確かに低カロリーですが、栄養が偏りがち。多種類の食品を使ったメニューを選び多い分は食べ残すのがかしこいやり方です
注文を工夫…「半ライスにして」「ドレッシングなし」など、注文の際カロリーを下げる工夫をします
まとめ食いは禁物…「今日は外食」とばかりに他の食事を減らしてまとめ食いをしないようにご注意ください
お店の常連に…食事療法を守りやすいお店を探しておき何を食べるかを決めておくと失敗がありません
+--おすすめの外食--+
※定食やどんぶりのご飯は全て1/3残します
肉野菜炒め定食、刺身定食、煮魚定食、ハムサンド
にぎりずし(並)8〜10個まで、生姜焼き定食、鍋焼きうどん
鶏肉竜田揚げ定食、親子丼、五目冷し中華(めん1/3残す)
ポークソテー定食
+--避けたい外食--+
栄養のバランスが悪いもの、非常にカロリーの高いもの
スパゲティミートソース、ちらしずし(上)、ハンバーグ定食
ファーストフード(ハンバーガーなど)、力うどん、カツカレー
天丼、ざるそば、うな重、ドリア、ミックスフライ定食
ツナサンド、ミックスピザ、五目チャーハン

糖尿病の食事療法は特別な食事でも、単に量が少ない
食事でもありません。家族と同じ食事を、食べ方と量に注
意しながら、家族みんなで取り入れたい健康食です_______


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診療内容:内科編
!

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生活習慣病
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以前成人病と呼ばれていたものですが、個人の生活習慣とその発症、
進行が密接に関連するためにこのようによばれるようになりました。__

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主な疾患として下記のようなものがあります
高血圧症 高脂血症 糖尿病 高尿酸症 

高血圧症

放置すれば、動脈硬化(万病の元)を起こします。その結果、心筋梗塞などの心臓病、腎臓病、
_ 脳梗塞を発症しやすくなります。

高血圧とは年齢によって異なりますが、一般的には上(収縮期)が140mmhg以上、下(膨張期)
_が90mmhg以上をいい、まず食事療法、適度な運動にて治療を開始し、改善がなければ内服
_治療が必要となります

食事 塩分、アルコールを控え、禁煙、ダイエット
<<効果的な食事療法についてはこちらから
運動 続けていると下がってきます。体操、はや歩き、水泳、テニス、ジョッギングなどを無理なく定期的に行う

高脂血症

これも高血圧と同様、動脈硬化の原因となります。同じく狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、腎臓、
_血管疾患が起こりやすくなります
原因は、体質、肥満、食べ過ぎ、運動不足、飲酒または更年期

食事 食べ過ぎに注意、油料理を控え、コレステロールの多い食品(肉、卵、いくらなど)を控え、緑黄色野菜、食物繊維を多くとる。アルコール、ジュースにも注意、禁煙。
<<効果的な食事療法についてはこちらから
運動 上記高血圧と同様、継続した適度な運動が有用です
内服 基礎疾患の有無により開始基準値(コレステロール値)は異なりますが上記食事、運動療法にて改善がない場合、薬物療法が必要となります。

糖尿病

血液中の糖分(血糖)が異常に高い状態(高血糖)が続く状態で膵臓から出されるインスリン
_というホルモンの働きが低下して起こります
放置すると目や腎臓の障害、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすくなります
程度・状態により治療方法は異なります

食事 まずはきっちり3食にわけ適量を、油料理は控え野菜は毎食、嗜好品、アルコールも量を決めて摂ることです。
効果がないときはカロリー計算が必要となります
<<効果的な食事療法についてはこちらから
治療 状態、病型(1型・2型)により異なりますが食事療法にも改善ない場合種々の内服の単独あるいは組み合わによる治療やインスリン注射などで治療します

高尿酸血症(痛風)

血液中の尿酸がさまざまな原因で増えすぎた状態です

体のあちこちに尿酸塩がたまり痛み(痛風発作)を起こします

放置すると痛風発作だけでなく腎臓病、心臓病、脳梗塞、尿管結石などがおきやすく
_なります
食事 プリン体(肉、えび、いかなど)の取りすぎに注意
アルコールを控えバランスのとれた食事をする。ダイエット
治療 基本は、内服治療です。再発防止のため、生涯続ける必要があります
運動 激しい運動は逆効果です。適度な継続した運動をする。

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