放っておくと色々な合併症が出現
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加齢による女性の
コレステロール値の変化
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■エネルギーを適正に
一日にとる食事のエネルギー(カロリー)を適正にすることが大切。高脂血症の人は食べ過ぎていることが多いもの。肥満している人には、特に効果的です |
■油料理は一日2品まで
油を使った料理は一日2品までとし、脂肪の取りすぎを防ぎます |
■肉より魚がおすすめ
魚に多い不飽和脂肪酸は、コレステロール値を下げます。(右図参照)
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■コレルテロールの多い食品に注意
高脂血症の人は一日のコレステロール量を300mg以下、1回の食事で取る量を140mg以下にしたいもの。コレステロールの多い食品をチェックしておきましょう。
例)鶏卵、霜降りの肉、うなぎ、皮付き鶏肉、鶏肉レバー、いくらなど |
■食物繊維とビタミンE・C、カロチンを!
食物繊維は胆汁酸とくっついて排泄されるため、胆汁酸のもとになるコレステロールを減らしてくれます。毎食2品は食物繊維の多い野菜やきのこ、海藻、こんにゃくなどを食卓へ。
また、ビタミンE・C、カロチンはコレステロールの酸化を防ぎ動脈硬化を進めにくくします。果物は一日1個、イモ類、緑黄色野菜、種実類を十分に。 |
■アルコールやジュースに注意、禁煙にもトライ!
アルコール、菓子、ジュース、果物、を取りすぎると中性脂肪を高めます。
喫煙は動脈硬化を抑えるHDLコレステロールを減らし、ビタミンCを破壊、動脈硬化を進めます |
■運動の習慣を
医師と相談のうえ適度な運動をしてください。運動は動脈硬化を抑えるHDLコレステロール
を増やす働きがあります |
■食物繊維の多いメニューを食卓へ
ライ麦パン/枝豆10さや/
おからのいり煮/ひじきの煮付け/
いんげんの煮豆/かぼちゃの煮物/
玄米ご飯/五目豆/納豆/
ブロッコリーのサラダ/きんぴらごぼう/
キウイフルーツ/おくらのおかかあえ/
さつま芋の甘煮 |
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■コレステロールと心臓病とは切っても切れない関係にあります。
総コレステロールが220mg/dl以上の人は心臓の血管の動脈硬化が進みやすい状態。HDLコレステロールが40mg/dlを割ると心臓病の人が多くなります。さらに、中性脂肪が150mg/dl以上になると発病はもっと増加します
■増えてます子供の高脂血症
コレステロールの心配は、中高年になってからと思われがちですが、最近子供たちにも高脂血症が増えてきています。最大の原因は食事で、動物性脂肪の取りすぎ、飽和脂肪酸の多いチョコレートやアイスクリームなどの食べ過ぎ、清涼飲料水の飲みすぎ、などなど。 |